お知らせ
平成30年度IoTシステム関連製品開発支援事業公募のご案内(終了しました)
(公財)福岡県産業・科学技術振興財団では、平成30年度IoTシステム関連製品開発支援事業の公募を以下の要領にて実施いたします。
(1)製品開発支援の対象
県内に事業所等を有する企業を対象に、IoTシステム関連製品について事業期間内に製品または上市に向けた試作品の完成が見込まれる開発を支援します。補助対象となる製品開発事業のテーマは「ため池管理システム開発事業」、「高齢者や子どもの24時間見守りシステム開発事業」、「フリーテーマ」の3つです。
①ため池管理システム開発事業
ため池管理に係るIoTシステム関連製品について、事業期間内に製品または上市に向けた試作品の完成が見込まれる開発を支援します。なお、ため池管理に係るIoTシステム関連製品とは、原則として以下の要件を備えるものとします。
【基本項目】
・指定するため池の現在水位情報を収集するセンサーの開発。
・スマートフォン、タブレット端末、PC等により、指定するため池の水位を経時的にグラフ化等により、簡便に確認できるアプリケーションの開発。
なお、このアプリケーションは、以下の機能を備えること。
ⅰ)ため池の水位情報を、指定する時期に、簡便に、CSVファイル等の汎用的なデータに書き出し可能な機能
ⅱ)予め設定する水位や水位上昇率となった場合に、利用者に通知する機能
【加点項目】※下線の項目は特に重視します。
・設置工事及び維持管理が安価であること。
・豪雨発生時など、必要に応じ、水位の推移を密に把握できる機能があること。
・環境発電機能を持つなど、電源供給が困難な地域への対応策があること。
・必要に応じ、カメラによる画像情報の取得などの拡張性があること。
・降雨量の推移から、将来水位の予測機能があること。
・気象庁等が公開している雨量データとの連動機能があること。
・複数のため池を一括して管理できる機能があること。
②見守りシステム開発事業
高齢者や子どもの24時間見守りに係るIoTシステム関連製品について、事業期間内に製品または上市に向けた試作品の完成が見込まれる開発を支援します。なお、高齢者や子どもの24時間見守りに係るIoTシステム関連製品とは、原則として以下の要件を備えるものとします。
ⅰ)家屋、施設等から見守り対象者が外出したことを検知し、介護施設・事業所や家族等の見守り者が所有するスマートフォンやタブレット端末、PC等に通知する技術
ⅱ)家屋、施設等から外出した見守り対象者の現在地について、スマートフォンやタブレット端末、PC等でリアルタイムに把握できる技術
ⅲ)現在地を把握するために用いるセンサー類について、介護施設・事業所や家族等の見守り者のニーズを考慮し、見守り対象者がストレスを感じることなく安定的に見守ることができる技術
③フリーテーマ
テーマを設定せず、広くIoTシステム関連製品について、事業期間内に製品または上市に向けた試作品の完成が見込まれる開発を支援します。
(2)概要
◇補助事業期間 : 交付決定日~平成31年3月15日(金)
※ただし、補助対象経費の執行期限は平成31年2月28日(木)までとします。
◇補 助 額 : 500万円以内/件
◇補 助 率 : 1/2以内
※ただし、構成員に大学、公設試等が含まれる場合は、補助金の額の1/2を上限に大学、公設試等の補助率を10/10以内とする。
◇採択予定件数 : 各テーマ1件程度
◇補助対象経費 : 機械装置費、材料・消耗品費、外注加工費、旅費、 開発に係る人件費(ソフトウェア開発、設計、加工等)、その他経費
(一般管理費は補助対象外です。)
◇提案書受付期間 :平成30年6月29日(金)~平成30年7月31日(火)17時必着
※詳細については、募集要項及びチラシをご参照ください。
(3)問い合わせ・応募先
(公財)福岡県産業・科学技術振興財団
ロボット・システム開発グループ 古賀、山本、西谷
TEL:092-832-7155、FAX:092-832-7158、E-mail:lsi-inove@ist.or.jp
(4)本案件に関する質問及び回答
本案件に関して質問がありましたので、以下の通り回答します。
※募集要項・提案様式・チラシ等は下記よりダウンロードをお願いします。